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Fried Pride

Fried Pride

プロフィール

歌とギターのデュエットにパーカッションを配し、ライブ・ハウスで本格的な活動をスタート。和製タック&パティ風のお洒落なムードで音楽ファンの心をつかんだ。ヴォーカルのSHIHOは7歳でクラシック・ピアノを始め、高校でジャズ・ピアノも学習。短大に進むと同時にピアノの弾き語りでライブ・ハウスに出演。横田と出会った。S.ワンダーとA.フランクリンをフェイヴァリットにあげる。横田明紀男(1959年、東京生まれ)は、15歳で潮崎郁男にジャズ・ギターを師事、19歳でプロ入りし、藤家虹二、八城一夫のもとで活躍。86年に初リーダー作『マイ・ロマンス』(ロブスター/廃盤)をリリースし脚光を浴びた。正統的なジャズ・ギターの手法に長ける一方、ジェフ・ベックを敬愛、エレクトリックもアコースティックも事前の語法で巧みに弾きこなす。「ギターはかっこよくなければいけない!!」が身上。全曲のアレンジも担当。

"Frided Pride"のこと
2001年秋にアルバム『Fried Pride』で、米国ジャズの名門レーベル、コンコードから華々しくデビューを飾ったフライド・プライド。SHIHOのボーカル、横田明紀男のギターによるこのジャズ・ユニットは、大変な反響を呼び起こした。新世代の若き女性ジャズ・シンガー、SHIHO(本名は金沢志保)は天性の才能の持ち主で、その傑出した歌唱力と説得力は、新人離れどころか世界のジャズ・ボーカルの第一線と肩を並べる実力を持っているといえる。彼女のジャズ・ボーカルは、コンテンポラリー&フレッシュな感覚とテイストを持っており、何よりもそこが素晴らしい。たとえば、このセカンド・アルバム『STREET WALKING WOMAN』に収録されている「スイングしなけりゃ意味ないね」「マイ・ファニー・バレンタイン」など、ジャズ・ファンにはおなじみの有名曲の歌唱を聴いてほしい。ジャズ・ボーカルのファンなら、そこに従来のジャズ・シンガーにはなかった新しいフィーリングを感じ取るはずだ。数え切れないほどの録音バージョンが残されているスタンダード・ナンバーを、まるで新曲のようなフレッシュな魅力を持つ曲に生まれ変わらせている。そして、その歌唱は、優れたジャズに特長的なスイング感、強さ、緊張感、スリルなどを持ち合わせており、どの曲においても説得力と安定感がバツグンだ。まさしく、SHIHOは新時代のジャズ・ディーヴァと呼ぶにふさわしい。
 そのSHIHOと音楽監督の立場でコラボレーションし、見事にバックアップしているのが、ギタリストの横田明紀男である。横田は十分なキャリアの持ち主で、ジャズをはじめ幅広いジャンルで活躍してきた。そして、彼がSHIHOの才能にホレ込み、このジャズ・ユニットは誕生した。彼にとって類い稀なる原石を発見したような、よろこびと啓示を感じたに違いない。その横田のギター・テクニックもすごい。凄まじい速さでベース・ラインも合わせて演奏するパッションみなぎるプレイは、超絶技巧といえるのではないか。だが、彼はテクニック至上主義に陥らないところが、アーティストとしての特筆すべき点だ。彼らは常にグッド・ミュージックであることを心がけているのである。
 フライド・プライドは、このように恵まれた才能と十分な実力を兼ね備えた2人によるジャズ・ユニットである。この2人に通常はパーカッションが加わっている。パーカッションは数人が入れ替わっている。中でも、このセカンド・アルバムで優れた演奏を聴かせている斉藤恵(MEG)の参加が多いようだ。ともあれ、フライド・プライドは、SHIHOと横田のコラボレーションが、"1+1=2"以上のものを生み出した瞬間にスタートした。ジャズ・ミュージシャン同士の共演で、サムシンエルスが生まれることはしばしばあるが、フライド・プライドのように"サムシング・スペシャル"が生まれることはそうはないだろう。SHIHOと横田の出会いは、彼らだけではなく、日本のジャズにとっても大事件だったのである。もちろん筆者にとっても同じだ。
 フライド・プライドのデビュー・アルバム『Fired Pride』には、ジャズ系のスタンダード・ナンバー、ポップス/R&B系のナンバー、オリジナル曲がバランスよく選曲されていた。SHIHOも横田も、選曲において狭いジャンルにこだわらない。自分たちの気に入ったいい曲をとりあげて、独自のスタイルで料理している。言うまでもなく、優れたジャズ・シンガー/ミュージシャンは、皆そうである。今回のセカンド・アルバムでも、オリジナルは入っていないものの、ジャズをはじめ、R&Bやポップスの名曲がとりあげられている。そして、今回はビッグなゲストが特別参加している。超一流のパーカッション奏者、シーラEである。シーラEも、現在フライド・プライドと同じくコンコード・レーベルのアーティストで、ダメ元でオファーしてみたらOKが出て、急きょ横田がロサンゼルスへ飛び、タイトル曲と「迷信」をオーバーダビングした。そのシーラEが参加したナンバーをはじめ、いずれもフライド・プライドの実力が十二分に発揮されたアルバムとなっている。コンコードのリリースであることからも証明されているが、フライド・プライドの音楽は、すでに世界クラスといっても間違いではないだろう。

代表作品

1stアルバム
 「Fried Pride」 (VICJ-60820)¥2,900(税別)
  2001年9月21日ビクターエンタテインメントより発売


2ndアルバム
 「STREET WALKING WOMAN」
  (VICJ-60965)¥2,900(税別)
  2002年7月24日ビクターエンタテインメントより発売


3rdアルバム
 「HEAT WAVE」
  (VICJ-61117)¥2,900(税別)
  2003年6月21日ビクターエンタテインメントより発売


4thアルバム
 「That's My Way」
  (VICJ-62778)¥2,900(税別)
  2004年8月21日ビクターエンタテインメントより発売


リミックス・アルバム
 「Re Notes」
  (VICJ-62778)¥2,400(税別)
  2003年12月17日ビクターエンタテインメントより発売


横田明紀男
 「Double Face」
  (VICJ-62826)¥2,900(税別)
  2004年11月21日ビクターエンタテインメントより発売
















株式会社ホリプロ 制作部








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